世界ステンレス協会(worldstainless)主催の「Stainless Steel Industry Awards 2025」において
当社のエントリーが銅賞を受賞しました
世界ステンレス協会(worldstainless)が主催する「Stainless Steel Industry Awards 2025」において、当社の
エントリー案件の「スラブのカラーチェック作業の環境改善と能力向上」がサステナビリティ部門の銅賞を受賞しました。
世界ステンレス協会は、世界の主要なステンレス鋼メーカーおよび関連団体で構成され、ステンレスに関する各種調査や
プロモーション活動を通じて、ステンレス業界の発展に取り組む国際的な非営利団体です。
インダストリーアワードは毎年開催され、「市場開発」、「技術」、「安全」、「サステナビリティ」の4部門においてそれぞれ
表彰されています。
スラブ(溶鋼を成分調整した後に連続鋳造機で固められた半製品)の表面の品質を確認するための浸透探傷試験(以下:
カラーチェック)においては、「保護具を着用した上での浸透液の塗布作業」および「裏面もチェックするために重量物である
スラブをクレーンで反転する際にチェーン(重量約20kg)を取り付ける作業」は人力で行わなければならず、現場作業者の
負荷が大きいのが問題となっていました。
この二つの作業を機械化したことで現場作業者の負荷が軽減されるとともに、各人の作業経験量による差異も少なくなり、
使用される浸透液の量も減少したため、廃液量の軽減にもつながりました。
今回、こうした作業負荷・環境負荷の軽減に向けた取り組みが、サステナビリティの観点から評価されたものです。
■本件に関するworldstainlessのウェブサイト
https://worldstainless.org/media/press-releases/stainless-steel-industry-awards-2025-the-winners/
(2025の受賞結果を紹介する世界ステンレス協会のニュースリリース)
(当社の受賞案件はP.36-37「Environmental Improvement and Efficiency Enhancement in Slab Penetrant Testing Work」
です)
■当社の受賞案件(英文)の和訳
当社は今後も作業負荷・環境負荷の軽減に向けた取り組みを推進し、サステナブルなものづくり環境の構築に努めてまいります。