サステナビリティ経営
経営理念実現に向けたサステナビリティの推進
カーボンニュートラルに向けて高まる要請や不確実性が増した社会情勢など、外部環境は大きく変化しています。当社は、目指すべき姿として強靭でしなやかな「レジリエントカンパニー」の実現を掲げ、持続可能な社会の構築を目指すとともに、当社グループ自らの持続可能性を高める取り組みを進めています。
当社では、目指すべき姿の実現に向けて、取り組むべき課題を抽出し「重要課題」として特定しました。
特定した重要課題を起点に中期経営計画を検討・策定することで、外部環境の変化に対応する、実効性のある活動を実践していきます。これらの活動の成果や進捗については適宜情報を発信していきます。
サステナビリティ推進体制
当社は、サステナビリティに関わる重要課題を全社的な取り組みとして推進するため、社長を議長とする「サステナビリティ推進会議」を2021年8月1日付で設置しました。
サステナビリティ推進会議では、サステナビリティに関わる重要課題を特定すると共に、特定した重要課題を元に、全社横断的に活動内容を評価します。またトップマネジメントとして各部門および各常設委員会と連携することで、当社のサステナビリティの取り組みを推進しています。
サステナビリティ推進会議の検討事項は、取締役会に報告され、社外取締役からの意見を受けた上で、投資や戦略などの方針決定となる仕組みとなっています。
サステナビリティ推進会議での主な議論
2022年度は主に以下のテーマについて議論しました。
●2022年度会議開催数:計9回開催
●主な議題:
日付 | 主な議題 |
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2022年4月11日 |
・インターナルカーボンプライシング(ICP)の導入に向けて ・「ビジネスと人権」における対応について |
2022年5月12日 | ・TCFD気候変動のリスクと機会の定量評価 |
2022年7月15日 |
・サプライチェーン排出量の把握 スコープ3の算定 ・TCFD賛同について |
2022年10月11日 | ・環境データの第三者検証について |
2022年12月12日 | ・統合報告書2023 制作方針について |
2023年1月10日 | ・「人的資本可視化指針(内閣官房)」に対する当社の対応について |
2023年3月6日 | ・重要課題のKPI設定について |