入社しておよそ10ヶ月。
仕事にも職場にも少し慣れてきたとは言え、まだまだ緊張感の漂う新入社員3名のとある一日を、セルフレポートしてもらいました。
自己紹介群馬出身で、大学時代は仙台で過ごしました。大学で学んだ材料系の知識を活かしたい、また、鉄鋼に関わる仕事に就きたいと思い、当社を志望しました。在来線一本で地元に帰ることができる立地の良さにも惹かれました。休日は、ロードバイクでサイクリングを楽しんだり、社内の軟式野球チームでの活動で汗を流しています。
部署紹介製造技術部は、安く高品質な製品を安定して製造するために、日々、工程管理や品質管理、品質・設備トラブルの原因究明や対策などを行っています。製鋼・熱延工程からなる素材技術チームと薄板・厚板工程からなる鋼板技術チームに分かれ、私は製鋼工程の、不純物の多い金属から純度の高い金属を取り出す精錬炉であるAODを主に担当しています。
7:00 起床 川崎製造所近くの寮に住んでおり徒歩で通勤しています。事務所までは歩いて15分程度。ゆっくりとした朝を過ごすことができます。
8:45 出社 私服で出社し、作業着に着替えます。デスクについたら、たまっているメールの確認をします。また、効率よく業務に取り組めるように、1日のスケジュールを頭の中で組み立てます。前日の操業チェックも欠かせません。
9:00 朝ミーティング 製鋼工場、素材技術チーム(製鋼Gr.)、生産管理スタッフが集まり、前日の操業状況や当日の操業ポイントの確認を行います。また、スラブ品質状況や前日行われたテスト結果等の報告を行います。
9:30 操業実績の管理 操業データや現場から上がってくる操業表をもとに、前日に操業があったチャージの成分、温度、重量等の管理データを確認します。操業で変わったことがないか動向を注視し、目標通り行われているかを日々管理しています。
11:00 製造技術部ミーティング 製造技術部全体のミーティングが週1回行われ、製鋼、熱延、薄板、厚板の生産状況や品質、設備の動向について報告があります。精錬要因で発生した不純物や成分影響は、下工程への品質影響にも関わるため、注意深く聞いています。
12:00 昼休み 事務所で弁当を食べることもできますが、食堂で同期と昼食をとることが多いです。レパートリーが多いのはうれしいです。仕事の悩みだけでなく、趣味や最近の出来事の話をしてリフレッシュしています。
13:00 技術指導書の発行 次回造塊鋼種について改善案、テスト等がある場合は技術指導書を作成し、発行します。現場ではこの指導書をもとに実際の製造を行うため、間違いのないよう慎重に作成します。上司・先輩や他ラインの同僚からアドバイスをもらいながら作成します。
15:00 現場へ足を運ぶ 工場に足を運び、現場のオペレーターの方々と相談や質問等を行います。製造技術部が直接手を動かすことはないので、実際に操業を行うオペレーターの意見は貴重ですし、学びにもなります。現場の悩みを聞いて、より良い操業に向けて改善していきたいと思っています。
16:00 データ整理 技術指導書で発行したテスト結果のデータ整理や振り返りを行います。得られた結果について上司・先輩に報告し、今後の方針等の確認を行います。
17:20 工程会議 翌日の操業予定の確認を行います。直前に工程変更が起きることもあるので、対応できるように頭に入れておきます。
18:00 メールチェック・終業 明日行う仕事の確認や、見逃しているメールがないかチェックしてから帰宅します。
18:30 帰宅 帰宅後はご飯を食べてごろごろすることが多いです。帰宅時間が早ければ、同期や友達と川崎駅へ飲みに行くこともあります。
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